[初]LIFE~夢のカタチ~「写真を通して生きる希望を届けたい!若年性アルツハイマー型認知症の写真家に密着」
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Peers Updated1 day ago (2026-04-02 04:29:44)
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番組内容
三重県いなべ市で開かれた、とある写真展。何気ない日常を切り取った一枚の写真。横には、その景色を見た時の心模様が綴られています。フォトグラファーの下坂厚さん。6年前、46歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断されました。65歳未満で認知機能が徐々に低下していくこの疾患は、原因も根本的な治療法も未だ解明されていません。「診断を受けた時は、人生終わったなあ、と思いました。死んだほうがましかもと。」
妻の佳子さんも、最初は不安しかなかったといいます。しかし、一度は生きる希望を失った二人が、若年性アルツハイマー型認知症と向き合い、再び前を向いて歩き出せたわけとは?「認知症になってもそれで終わりじゃない。新しい人生が始まったなと。」
写真家、下坂厚さん。薄れゆく日々の記憶を、写真で繋ぎとめています。この日もお気に入りの本屋で、時を忘れたようにシャッターを切り続けます。写真は大切な“記憶”。この日食べたランチのメニューがわからなくなっても、写真が思い出させてくれる。写真も30万枚以上がストックされています。そんな下坂さんが力を入れているのがSNSの投稿です。
「何があっても一緒に生きていくんやから」と佳子さん。気丈に振舞う佳子さんには感謝しかない夫。そんな彼が新たな希望を見出した場所、それは認知症と診断された利用者が通うデイサービスでした。「デイサービスで働いて、いろんな方と繋がっていくことで、自分の考え方も変わってきました。お金を稼げる人間や仕事ができる人間が偉いとかじゃないんだと。何気ない日常の小さなことに感謝できたりすることが大事なんだと。」
ある日、メンタルクリニックで講演会。認知症の当事者だからこそ伝えられる思いを、同じ立場の人たちや家族に語ります。そしてこの日、下坂さんが向かったのは近所の畑。ここで妻・佳子さんと野菜を育てています。
仕事中心だった日々から一転、今は家族との時間に“生きる喜び”を感じている下坂さん。認知症がもたらした穏やかな時間です。家族も世話をし過ぎることなく、そっと見守ることで、お互いに心地よい距離感を保っているようです。
この日、下坂さんはひとり、香川県へ。今の自分に何ができるのか。新たな挑戦を始めようとしていました。